Last Modified: 03.02.17
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メール料金比較において妙に高いFOMAのメール料金。どういう仕組みになっているのかをちょっと検証。
まずは、公式サイトからの情報 [FOMA] 。
| 字数(全角) | 250 | 1,000 | 2,000 | 3,000 | 4,000 | 5,000 |
| 送信料 (パケット数) |
4.2 (21) |
12 (60) |
22 (110) |
31.8 (159) |
43.6 (218)) |
51.6 (258) |
| 受信料 (パケット数) |
4 (20) |
7.6 (38) |
10 (50) |
12.8 (64) |
16.4 (82) |
19.6 (98) |
パケットパック適用前の文字数に対するメール料金を表にしてみました。一見して、まず、「高いな」と。パケット単価が0.2円と、例えばムーバと比べれば2/3の料金になっている FOMA で、何故メールが高くなっているのだろうか。
以降の話をする前に先ず断っておくこととして、以下の記述は完全に筆者の妄想なので、内容の正確性は保証しません。何かしら理由を知っている方は示唆して頂けるとありがたい。
さて、上の表より分かる点は「(1)送信料が受信料に比べて高い」「(2)1000字毎のパケット差が異なる」「(3)250字の料金がmovaや他キャリアに比べて高い」といった所だろうか。(2)に関しては筆者の浅はかな知識では理解不能である。1パケットのズレならば分かる話だが、同文字数の増加で4パケの誤差が生まれる要因が分からない。(1)(3)に関しては、
が要因として挙げられるでしょうか。
URLエンコードについてはWPC ARENAを参照 [WPC ARENA]。参照先にも述べられていますが、端末処理能力が上がっている今、このような冗長な仕組みは単にパケット料の水増し以上の意味はないでしょう。250字以内なら笑い話の類ですが、送受信可能文字数を大幅に増加したFOMAにおいても同種の仕組みを用いている点は少々悪質だと考えても良い。といっても、長文送信の利用頻度を考えれば、大半の方には余り意味はないでしょう。
各キャリアの250字のメール料を見てみると、
| FOMA | mova | au | J-5x | |
| 送信料 (パケット数) |
4.2 (21) |
4.2 (14) |
1.89 (7) |
3.9 (13) |
| 受信 (パケット数) |
4.0 (20) |
2.1 (7) |
1.89 (7) |
2.7 (9) |
同文字数あたりのパケット数がかなり違うのが分かる。mova の送信が割高なのは上述の URL エンコードが原因だろう。J-5xの送信が割高なのは ─ 受信無料を謳う代わりに ─ 送信ヘッダが異様に大きいため。au は割に行儀良く見えるが、昼間のパケット料0.2円がメール料に適用されない点は意地が悪い。各社通信キャリアから見れば、(メールコミュニケーションの台頭で)音声通話で料金が取れなくなっているため、利用者の多いメール料金は高止まりさせておきたいのだろう。それはまあ、仕方ない話かもしれない。
で、FOMA だが。見ての通りという感じだ。同じ文章のメールを送受信するのに、実に au の3倍近いパケット数を“浪費”している。パケット数の浪費は、文字部のデータ量は(同じくURLエンコードしている) mova と変わらないだろうから、メールヘッダが冗長になっている事が原因だろう。では一体どれ位のヘッダになっているのか?
mova と比較してみると、全角250字で送信は7パケ、受信は13パケ増加している。文字部のデータ量は同じだろうから、単純に考えればメールヘッダが送信時7パケ増加、受信時13パケ増加していると考えられる。つまり、FOMAのメールでは、mova に対し1往復毎に20パケット(PP無しで4円)余分に課金される事になる。
4円という値によりどういう事が言えるかと言えば、メールの最低送受信料金が底上げされ、普通に使う分には感覚的に倍額以上の値上げになる。例えば、月に1,000通程送受信する場合(一日換算30通強)は4,000円程度増加しますか。要は、「パケットパックを申し込め」と言うことですかね。メール料金を高止まりさせておきたいという気持ちは分かるが、はっきり言ってヤリスギでしょう。性能が段違いに優れているなら付加価値として見ることができるが、リトライの貧弱さや、自動転送無しなど良い部分を探す方が難しいですし。
| メール問い合わせ | 選択受信 |
| 1.4〜2.4 (mova 0.4〜1.3) |
12〜13 (mova 不可) |
─ ヲイ。